デリケートゾーンのできものは産婦人科を受診すると早く治ります

デリケートゾーンのできものは産婦人科を受診すると早く治ります

デリケートゾーンのできものには色々な種類があります。自然治癒するものもあれば、できものの中にある膿を出して消毒が必要なものもあります。デリケートゾーンのできものを防ぐためには普段から陰部を清潔に保ちましょう。下着やストッキングで蒸れやすくなるので、ゆったりとした服装にすると治りも早くなります。

デリケートゾーンのできものの正体は一体何?

デリケートゾーンは細菌が繁殖しやすい場所

デリケートゾーンは細菌が繁殖しやすい場所

デリケートゾーンは、生殖器の近くに尿道や肛門などがあるため、細菌が繁殖しやすい場所でもあります。蒸れなどがあると細菌が繁殖しやすくなるため、デリケートゾーンのできものが出来やすくなってしまいます。

生理の時期やおりものの量が多いと、さらにデリケートゾーンの湿度が増してしまうため、かゆみなどのトラブルも頻繁に起こりがちです。

生理中はナプキンをこまめに取り換えたり、おりものが多いときはおりものシートをこまめに取り換える必要があります。

また痒みや痛みなどのトラブルがあるときやおりもののトラブルがあるときは、我慢せずに、産婦人科で診てもらうとよいでしょう。

バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺膿瘍は、性交があったときにバルトリン腺から分泌液が出るのですが、その液が出る口が膣の左右にあります。この部分がバイ菌などに感染すると、バルトリン腺炎になってしまいます。

バルトリン液が出る口が詰まると、のう胞が内部に作られ腫瘍になっていきます。最初は小指ぐらいの小さな大きさだったのが、鶏の卵の大きさまで大きくなってしまうことがあります。

しこりの中に膿が溜まっているため、病院を受診して治療してもらう必要があります。

病院での治療法は

バルトリン腺膿瘍の治療は、中にたまってしまった膿を注射器で吸い出したり、メスでしこり部分を切ってから内部の膿を出していきます。抗生物質で細菌を殺す処置を行います。

予防するには

予防するには、性交時、きちんと手を洗うことや、パートナーの陰部を清潔な状態にしておくことです。

毛のう炎はにきびのようなもの

毛のう炎はにきびのようなもの

デリケートゾーンのできもので出来やすいのが、毛のう炎です。これはにきびのようなもので、毛穴にバイ菌などが入ると化膿し、中に膿が溜まります。

デリケートゾーン専用の市販の軟こうがあるので、軟こうを患部につけて自分で治すこともできます。

毛のう炎が化膿して大きくなりすぎたら病院へ

毛のう炎が化膿して大きくなりすぎたら病院へ

毛のう炎の中に膿がたくさん溜まり、大きくなってしまうことがあります。痒みや痛みなども出てくるので、ここまで酷くなってきたら迷わず病院へ行きましょう。

病院では皮膚の表面をメスで切り、中にたまった膿を外へ出す処置を行います。自分で行うと症状が酷くなってしまうことがありますので、病院で処置してもらった方がよいでしょう。

デリケートゾーンはトラブルがでやすい!

トラブルを予防するには

デリケートゾーンのできものを防ぐには、とにかく清潔な状態にしておくことが大切です。

仕事をされている女性の場合だと、仕事場の制服にストッキングをはき、長時間過ごさなければならないこともあるでしょう。

デリケートゾーンの通気性がとても悪く、常に蒸れている状態になってしまうため、デリケートゾーンのできものができやすくなってしまうのです。

帰宅後は入浴をし、陰部を綺麗に洗って清潔を保つことが大切です。

また下着をこまめに変えることで、下着の中の蒸れを防ぐことができます。下着はナイロン製のものよりも、通気性のよい木綿素材を選ぶとよいでしょう。

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