いつも捨ててしまうとぎ汁の美容効果は凄かった!

いつも捨ててしまうとぎ汁の美容効果は凄かった!

とぎ汁の美容効果は洗顔料として使えば、毎日つるつるの美肌になれます。顔だけではなく、カサカサになってしまう膝やかかともとぎ汁で洗ってみましょう。米のとじ汁には、セラミドやビタミンがたっぷり含まれているため、皮膚の新陳代謝を活発化させ、古い角質を剥がしてくれます。お風呂にいれると全身がしっとりします。

とぎ汁の美容効果は平安時代から知られていました

毎日捨てているとぎ汁に美容成分が!

毎日捨てているとじ汁に美容成分が

主婦の方や1人暮らしをされている方ならば、毎日、ご飯を炊く前にお米を研ぐのが日課だという方も多いことでしょう。

何気なく捨ててしまっているお米のとぎ汁ですが、じつはこのとぎ汁には美容成分が豊富に含まれているのです。

とぎ汁はぬかと同じ成分です

とじ汁はぬかと同じ成分です

お米を水で研ぐ時、白くお水が濁ります。水が白く濁るのには理由があり、原因はお米の回りについたぬかなのです。

お米のまわりにはぬかがついており、精白をすることによってぬかを綺麗に取り除きます。私達がスーパーなどで購入したお米は精米されてはいますが、米の表面にわずかにぬかがついているので、ご飯を炊く前には、お米を洗う必要があるのです。

ぬかに含まれる成分は?

ぬかに含まれている成分には、ガンを抑制してくれるフィチン酸、脂肪肝を抑制してくれるイノシトール、紫外線を吸収してくれる効果や酸化防止効果があるフェルラ酸、紫外線防止効果のあるγ-オリザノール、ミネラル、鉄、マグネシウム、ビタミン類が含まれています。

昔から使われていました

ぬか袋

米のとぎ汁やぬかなどは、おばあちゃん世代の女性なら馴染みのある美容方法でした。

平安時代の女性は美髪のために米のとぎ汁で髪を洗っていました。米のとぎ汁を使って、洗顔をしたり、米を精米した後のぬかをサラシの袋に入れて全身を磨いていました。

現代女性のとぎ汁活用方法

入浴後に米のとぎ汁洗顔を行いましょう

米のとじ汁洗顔

昔は現在に比べると、なかなか美容効果の高い化粧品を手に入れることができませんでした。そのため、自然にあるものや身の回りのものを利用して、美容に取り入れてきました。

現代女性の場合、米のとぎ汁をどのように使うのか見当もつかないのではないでしょうか。そこで米のとぎ汁を使った洗顔方法をご紹介します。

まずお米のとぎ汁を用意するために、お米を洗います。炊飯釜にお米を入れ、多めの水で10秒以内にサッと手で米をかき回すように洗い、急いで流します。

早くお米を水で洗い流す理由は、お米は吸水力が高いため、米の表面についた汚れた水を吸収させないためです。

次に炊飯釜に米が被る程度の水を入れ、米の粒同士で研ぐように手でしっかりと研ぎます。しっかり研いだらお水を炊飯釜の半分まで入れ、とぎ汁をタッパーなどの容器にいれておきます。

タッパーに入れたとぎ汁は腐りやすいため、すぐに冷蔵庫に入れて保管します。

湯船から上がったときに洗顔しましょう

とぎ汁洗顔は、お風呂に入るときに行うとよいでしょう。

お化粧を落とし、洗顔を行った後に、洗面器に冷蔵庫で保管しておいたとぎ汁を最後の仕上げとして洗顔しましょう。手でゴシゴシ擦らず、とぎ汁だけをやさしく肌にかけるようにして行います。

肌のくすみを取り除いてくれる効果の他にも、肌に残ったメラニン色素を古い角質と一緒に取り去ってくれる効果もあります。

パックとして使用する方法も

米のとぎ汁を冷蔵庫で一日寝かせておくと、水と白いぬかの沈殿物の層に分かれます。

上の部分にある水を捨て、沈澱された白いぬかを使ってパックをしましょう。5分ほど放置した後に、水で綺麗に洗い流しましょう。パック後は化粧水で水分をしっかり補給しておきましょう。

米のとぎ汁洗顔と、パックを習慣化させていけば、年齢を重ねても美しい肌を保つことができます。

余ったとぎ汁は入浴剤としてお風呂に入れると、全身がつるつるになります。また足の踵や膝の乾燥やひび割れが気になる方も部分的にパックするとよいでしょう。

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